CASE STUDY / PRODUCT DESIGN

制約を、
かたちにする。

CAMPER FRP ROOF

PROJECTキャンピングカー用FRPルーフ

既存のベース型を活かし、ルーフベッドに必要な高さを確保しながら、車体と調和する外観へ。短い開発期間のなかで、FRPルーフの形状設計から木型原型製作まで担当しました。

  • Product Design
  • FRP Roof Design
  • Master Model Production
FRPハイルーフを装着したハイエース・ナローボディのキャンピングカー
ハイエース・ナローボディ向けFRPルーフ

PROJECT INFORMATION

普及モデルに求められた、
高さとスタイルの両立。

ハイエースのナローボディをベースとしたキャンピングカー向けFRPルーフの開発です。量産しやすく、低価格帯の普及モデルとして企画された車両で、開発期間も限られていました。

エピカリスはFRPルーフの外観デザインと、その形状を実際の成形工程へつなぐための木型原型製作を担当しました。

BASE VEHICLE
ハイエース ナローボディ
REQUIREMENT
ルーフベッド上の高さ 60cm以上
DEVELOPMENT
短期間での開発/既存ベース型を活用
ROLE
FRPルーフデザイン/木型原型製作

DESIGN REQUIREMENTS

自由に描くのではなく、
条件の中で成立させる。

既存設備、必要寸法、量産性、外観。複数の条件を同時に満たすことが、このルーフデザインの出発点でした。

01

EXISTING BASE

既存ベース型を活用

既存のルーフ部分のベース型を使い、その上に新しいFRPルーフを載せる構成。
02

MINIMUM HEIGHT

最低高60cmを確保

ルーフベッドとして使用するため、内部に必要な高さを確保。
03

PRODUCTION

量産を前提に検討

普及価格帯のモデルとして、製作しやすさも踏まえて形状を検討。
04

EXTERIOR FORM

車体と調和する外観へ

必要な容積を確保しながら、ハイルーフの大きさを過度に感じさせない形状を目指しました。

FORM DESIGN

前後のつながりまで、
ひとつの形として整える。

ルーフベッドに必要な内部高さを満たすと、外側のボリュームは大きくなります。その大きさをそのまま見せるのではなく、前方から後方へ連続する面や、車体との境界を整えながらナローボディとのバランスを検討しました。

形状設計に加え、FRP成形用の木型原型の製作まで担当しました。断面図を貼ったベニヤ板を200枚以上切り出してソリッドに積層し、段差をパテで整えて原型を制作。大型FRPで生じやすい歪みやひけも見据えながら、実際に成形できる形へ落とし込みました。

キャンピングカーFRPルーフを前後から見た外観資料
前後から見たFRPルーフのプロポーション

RESULT / USE

外側の形が、
必要な内部空間を生み出す。

FRPルーフによって確保した高さは、ルーフベッドとして利用できる空間につながります。内装そのものは担当範囲外ですが、必要な高さを確保することがルーフ形状の重要な設計条件でした。

※内装デザインはEPICHARISの担当範囲外です。

FRPルーフ内部のルーフベッド空間
ルーフ形状によって確保されたベッドスペース

PRODUCT DESIGN

製品の条件と使われ方から、
形を考える。

構想段階から、外観・筐体・試作や原型を見据えた形状検討まで。必要な範囲からプロダクトデザインをご相談いただけます。