CASE STUDY / PRODUCT DESIGN
振動のある現場で、
水平を確かめる。
GUIDE LEVEL
CLIENT株式会社藤興業
チェーンソーのハンドルに取り付け、作業しながら傾きを確認する「ガイドレベル」。原型となるプロトタイプをもとに、小型化、使い勝手、量産性を見据えた機構・筐体設計を担当しました。

PROJECT SUMMARY
製品の条件と、
担当した範囲。
チェーンソーに取り付け、作業中に傾きを確認する伐倒補助具「ガイドレベル」。原型試作をもとに、小型化・使い勝手・量産性を考慮した機構・筐体設計と3D設計、ロゴデザインを担当しました。
- CLIENT
- 株式会社藤興業
- PURPOSE
- チェーンソーの傾きを作業中に確認
- CHALLENGE
- 小型化/使い勝手/振動対策/量産化
- ROLE
- 機構・筐体設計/3D CAD/ロゴデザイン/取扱説明書
PROJECT INFORMATION
原型を、量産できる製品へ。
製品企画と発案は株式会社藤興業。開発開始時には、原型となる複数のプロトタイプが存在していました。
要望は、製品を小型化し、使い勝手と見栄えを向上させながら量産化につなげること。EPICHARISは機構・筐体設計を担当し、構成するパーツを3D化して開発を進めました。

DESIGN CHALLENGE
振動で使えない。
そこから設計を見直す。
ガイドレベルは、チェーンソーのハンドル部分に取り付け、作業しながら傾きを確認するための道具です。ところが検討の過程で、エンジンの振動によって水平計が安定せず、十分に機能しないことが分かりました。
複数の解決策を検討し、水平計をゴムでマウントする構造を採用。振動の影響を抑えながら、現場で確認できる構成へと整理しました。

MECHANISM / USABILITY
取り付け方まで含めて、
使える機構を組み立てる。
チェーンソーの機種や作業姿勢に応じて調整できるよう、クランプ、2つのボールヘッド、15°ピッチで設定できる角度板、両面の水平器を組み合わせています。
現場で扱いやすい自由度を確保しながら、強い振動の影響を抑えることも設計条件のひとつでした。
取り付け位置や姿勢に合わせて、角度を柔軟に調整。
伐倒作業に必要な角度を、段階的に設定できる構成。
チェーンソーの振動が水平器へ伝わりにくいよう構造を検討。
EDITORIAL / INSTRUCTION
製品を設計するだけでなく、
使い方まで伝える。
製品ロゴに加え、取扱説明書のエディトリアルデザインも担当しました。製品の構造を示す3D図、取り付け手順、水平レベルの設定、刃入れ角度などを、写真と図解を使って2ページに整理しています。
機構の自由度が高い製品だからこそ、ユーザーが「どこを動かし、どこを固定するのか」を視覚的に追えることも製品体験の一部と考えました。


PRODUCT IDENTITY
道具としての力強さを、
製品名にも。
「GUIDE LEVEL」の製品ロゴもEPICHARISが担当しました。直線的で機械的な字形にまとめ、コンパクトな本体上でも製品名が明快に認識できるロゴタイプとしています。
PRODUCT DESIGN
製品の条件と使われ方から、
形を考える。
構想段階から、外観・筐体・量産を見据えた形状検討まで。必要な範囲からプロダクトデザインをご相談いただけます。